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2006年3月23日 (木)

むかーしむかし

と言っても、6年位前の話です。P7270018_1

公園の池に1羽のアヒルがおりました。

アヒルは鴨との間に2羽の子供がおり、雛というよりもう若鳥でしたが、

アヒルかーさんは、子供たちのために、用心怠りなく池で暮らしておりました。

とある日、公園によく来る、イヌというやつですが、

白黒のやたらに意気盛んなやつですね。

それが、前からかーさんに目を付けていたらしいのですが、

とうとう、辛抱堪らず、池に飛び込んで、かーさんに迫ってきました。

かりにも水鳥のかーさんに向かって、エッサエッサとイヌカキで向かってくるのです。

「どの位のものかしらね。」とかーさんは、すーっと泳いで逃げてみました。

なかなかなもので、イヌもなんとか、かーさんに追いついてきます。

あとちょっとで、鼻が届くというところで、

かーさんは、ぽちゃ、と潜りました。

濁った水の中でも、勝手知ったる我が家です。

10m以上離れた場所で、ぽかっ、と浮き上がり、振り返って見てみました。

イヌは、面白いほど大慌てで、きょろきょろしてます。

結構、泳ぎのうまいイヌですね。

シンクロのごとく、イヌカキ立ち泳ぎでグルグル回って、あたりを探し回っていたイヌは、

思わぬ方向に白いかーさんの姿を、再発見すると、また、エッサエッサとイヌカキをしてきます。

かーさんもまた、すーっと逃げます。

子供たちを見ると、葉陰でじっとしてます。




すーっ、ぽちゃ、・・・・、ぽかっ

すーっ、ぽちゃ、・・・・、ぽかっ

すーっ、ぽちゃ、・・・・、ぽかっ

すーっ、ぽちゃ、・・・・、ぽかっ





あのイヌは、きっとおバカなのね。

そのうち、死んでしまうわ。いい気味だけど。



にわかに、空が暗くなり、雷がゴロゴロ、雨が降り出しました。

池の淵で、当初から何か叫んでいたヒトも諦めたのか、立ち尽くしてます。

と、とうとう、へとへとになったイヌは、自分の命のほうが大切だと気づいたのか、

岸に帰っていきました。

当然です。アヒルかーさんは、常に勝利するのです。






P3030025 そのアヒルかーさんも、その後、どうしたことか行方知れず。

子供たちは、その子供たちと、居候のマガモオヤジとともに、今でも、池でくらしております。


AとBがアヒルかーさんの子供

DとEが、Bの子供

Cは、威張っているが他人の居候、マガモオヤジ  です。

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